美白は女性であれば気になる美容ワード。美白成分は沢山ありますが、美白有効成分となると20種類程度しかありません。美白化粧品を選ぶ際に「どの美白有効成分が配合されているか」「配合された美白有効成分がどんなものか」気になりませんか?
今回は美白有効成分のプラセンタエキスについて調査した結果を解説します。
プラセンタは点滴やサプリメントも大人気!化粧品成分のプラセンタエキスは押さえておきたい美容知識ね♪
プラセンタエキスとは?
プラセンタエキスは医薬品・医薬部外品(薬用化粧品)・化粧品に配合される成分で、動物性と植物性、海洋性があります。
動物由来は胎盤を植物由来は胎座、海洋性は卵巣膜を利用しています。
正確にいうと、プラセンタエキスは胎盤由来の物なので動物性に限られるのですが、植物性や海洋性も動物性と似た作用をする豊富な栄養素が含まれています。
動物性プラセンタエキスには、アミノ酸、ビタミン、ミネラル、酵素、活性ペプチド、細胞増殖因子などの成分が豊富に含まれています。
スキンケア製品、ボディケア製品、ハンドケア製品、シートマスク、洗顔料、クレンジング製品など幅広く配合されています。
プラセンタエキスの種類と美白有効成分について
プラセンタエキスは医薬部外品原料の美白有効成分、化粧品成分に分かれています。
医薬部外品原料の美白有効成分として承認を受けているのは、ブタの胎盤から無菌的に抽出・精製された成分です。
ブタ以外の動物由来は馬・羊などがありますが、これは医薬部外品原料の美白有効成分ではなく、化粧品原料として使われています。
(以前は牛由来もありましたが、現在では使用されていません。)
簡単にいうと、プラセンタエキスにも種類がたくさんあり、プラセンタエキスの中でも美白有効成分といえる成分は限られているということです。
狂牛病の影響で牛由来がNGになったのよね!
プラセンタエキスの美白作用とは?
プラセンタエキスの美白作用は、メラニン生成抑制とメラニン排出促進です。
つまり、「メラニンの生成を抑え、しみ・ソバカスを防ぐ」作用と「表皮内に蓄積されるとシミに見えてしまう黒色メラニンを排出する」作用があります。
美白作用以外の作用はある?
プラセンタエキスには「角層水分量増加による保湿作用」「角質融解作用」「活性酸素消去」「線維芽細胞の増殖促進作用」など美肌サポート作用も期待できると言われていますが、化粧品として使用され始めたのが近年なので不明な点が多いのが現状です。
現在基礎研究が進んでいるので、近い未来に詳しい作用が解明されるでしょう!
おさらい
- 美白有効成分のプラセンタエキスは豚由来のもの
- 医薬部外品原料のものと化粧品原料のものがある
- 医薬部外品原料プラセンタエキスの美白作用はメラニン生成抑制とメラニン排出促進
今回はプラセンタエキスの美容知識をお届けしました。スキンケアなど商品選びに役立ててくださいね♪