美白化粧品は数百円で購入できる商品から1万円以上する高価な商品まで幅広いラインナップがあります。
そもそも「美白化粧品がどんなものなのか分からない」という方や、「安い美白化粧品と高価な美白化粧品の違いはあるのか?」など疑問を感じている方もいるでしょう。
今回は美白化粧品の疑問について調査してみました。

美白化粧品の定義はあるのかしら?美白の基礎知識は知っておきたいわ!
美白化粧品の定義とは?

美白化粧品とは美白有効成分が配合されている薬用化粧品のこと
「メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ」作用がある成分を美白成分といいます。
この美白成分の内、医薬部外品(薬用化粧品)に配合出来る成分を規定量配合した商品を美白化粧品と呼ぶことが多いです。
美白化粧品の定義として決められた言葉はありませんが、美白という文言は医薬部外品(薬用化粧品)にしか使うことを認められていないので、大体この認識で間違いはないでしょう。
美白有効成分とは?

医薬部外品に配合出来る美白成分を「美白有効成分」と言います。
美白有効成分は厚生労働省の認可を受ける必要があり、20種類程しか存在しません。
一見美白に役立ちそうな成分が配合されていても、厚生労働省の認可を受けていない美白成分は美白有効成分ではないので、美白化粧品とはいえません。
美白有効成分といっても「どのように美白に対して働くか」は成分によって異なります。美白有効成分が配合されていても全て同じ働きをするわけではありません。
また、美白有効成分であれば何でも美白と謳えるわけではなく、承認された範囲内でのみ美白を訴求できます。美白の基本は「メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ」であり、「既に出来ているシミを消す」とは言えません。

美白有効成分の審査を通すのはとても大変なんだよ!
安い美白化粧品と高価な美白化粧品の違いとは?

安い美白化粧品と高価な美白化粧品の違いは、配合成分と成分の配合量、そして技術力です。
美白有効成分といっても種類があり、主に安い化粧品に配合される成分と高価な化粧品に配合される成分に分かれています。
高価な美白化粧品に安価な美白有効成分しか配合されていない場合がないとは言えませんが、基本的に高価な原料は高価な化粧品にしか配合されていません。
安価な美白有効成分が使いたいのであれば、敢えて高価な化粧品を購入する必要はありませんが、高価な美白有効成分が使いたいのであれば必然的に高価な美白化粧品を購入する必要があります。
よってお悩みを解決できそうな成分を選んでから商品選びをするのが効率的といえるでしょう。
おさらい

- 美白化粧品とは美白有効成分が配合されている薬用化粧品のことをいう
- 美白成分と美白有効成分は違うもの
- 美白有効成分は約20種類しか存在しない
- 使いたい美白有効成分を選んでから商品選びをするのが効率的

今回は美白化粧品の美容知識をお届けしました。スキンケアなど商品選びに役立ててくださいね♪